DWIBS (全身MRI検査)による癌の早期発見

☞MRIとは?
MRIは、磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)といいます。MRIは大きな磁石による「強い磁場」と、ラジオで使われているような「電波」を用いて体内の画像を撮影します。放射線を使用しないので被爆がなく、安心して検査を受ける事ができます。診断を行うために適した断面を縦、横、斜めなど自由に撮像できる他、主な血管の画像を簡単に得られるなどの特徴があります。

 

☞DWIBS(ドゥイブス)とは?
Diffusion-weighted Whole body Imaging with background suppressionの略で、
日本語では「背景抑制広範囲拡散強調画像」となります。
MRIを用いて広範囲にわたって、がんや転移を探す検査です。がんのスクリーニングや、がんの拡がり診断、経過観察などに有用性が高いことが示されています。
この方法は、2004年に日本人によって開発された検査方法で、ベトナムではまだほとんど行われていない新しい検査方法です。
同様の「全身のがん検査」を行うPET-CTと比較しても、がんの発見に大きな力を発揮することが期待されています。PET-CTと比較した特徴は、以下の通りです。

 

DWIBSとPET-CTの比較

DWIBS PET-CT
被爆 なし 注射薬と放射線の2重被爆
注射 なし 検査薬を静脈注射
食事制限 なし 検査前絶食やインスリン制限
検査時間 約30-40分 注射を含めておよそ3時間
検査後処置 なし 放射能が下がるまで待機
糖尿病患者 検査可 検査できない場合あり

焼津市立総合病院ホームページより引用

Hospital Yaizu Shizuoka

 

検査ができない方:
手術によって体内に金属や異物がある方、ペースメーカーを装着されている方、体内に銃弾
がある方は検査を受けることが出来ない可能性がございます。
→ 該当される方で検査をご希望の方は、当センターのスタッフにお問い合わせください。

当センターで使用しているMRI<br>
Canon Medical製<br>
Vantage Elan; 1.5 Tesla
当センターで使用しているMRI
Canon Medical製
Vantage Elan; 1.5 Tesla

DWIBSにて甲状腺左葉に高信号がみられ、健診で精査が必要と判断された(40代、女性)。
甲状腺がんの症例であった。

sk

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